2019-06-09(Sun)
万葉人に
今日も午前中は参加している勉強会がありました。
今回は「愛着障害」というものについて勉強しました。
主となる養育者と幼児期までの子供との間に形成される母子関係を中心とした情緒的な結びつき、についてです。
しっかりした信頼関係が作れていない、虐待されたり育児放棄を受けた子供は「愛着障害」という状態になり、行動や対人関係に問題が現れることになります。
そういう話を聞くと、どうしてもわが身に置き換え、私は子供ときちんとした関係を作ってきただろうか、って考えてしまいますね。
でも、すぐに自分に置き換えて評価を持ち込まずに話を聞くようにと言われました。さすが先生、すぐバレてる…。
愛着については大学でも少し勉強したので、さらに詳しく知ることができてよかったです。
実は今日の記事はそのことではなく、その後のことです。
メンバーさんのお1人が「今、こういう個展をやっていて、よかったら一緒にどうかと思って」と声をかけてくれました。
その方は先日も来られていて、先生に絵を描いてもらっていました。
日本画家の鈴木靖将さんの個展です。この辺りはホタルの名所で、毎年ほたる祭りのポスターを描いておられるとか。
案内の左下に「ご希望の方は万葉風の似顔絵を色紙に描きます」と。
会場には絵と、奥様の創作された陶器のオブジェもたくさんありました。
家に帰ってからご本人のプロフィールをよく読むと、鈴木先生は最初の奥様(この方も絵を描かれました)を結婚7年で亡くされています。その後、今の奥様と再婚されますが、その奥様との間に生まれた娘さんが23歳という若さで亡くなったそうです。
大切な人を失うという大きな悲しみに何度もあっている方だったんですね。
鈴木先生の言葉「悲しみが心を豊かにしてくれる」
そうかもしれませんが、悲しいなあ…。
鈴木先生自身も病気をされて今年手術を受け、10㎏以上体重が落ちたとのこと。
それでも精力的に創作活動されています。
絵本の挿絵も描かれていますし、新美南吉童話絵本シリーズなども出版されています。
私はポストカードが素敵で、買わせていただきました。
万葉人を描いた作品が沢山飾られていました。
色彩が美しくて、女性が美しくて、見とれてしまいました。
そして、一緒に行ったメンバーは私を含めて、今日3人万葉人風に似顔絵を描いていただきました。
先生はとてもお優しそうな方で、和やかにお話ししながら描いてくださいました。
ありがとうございます~~~☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
美人に描いてくださいました。あ、似顔絵は18歳の頃、ということになってます。しかも実は裸(笑)
この歳になると写真ってそのものが写ってて「あ~~、私おばさんだなあ・・・」って悲しくなるのですが、こういう似顔絵はいいですね(笑)
素敵に描いてくださってありがとうございました。
今日も朝5時起きで早くから出かけましたが、よい1日でした。
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